獨協中学校・獨協高等学校

獨協中学校・高等学校は学ぶことを通して理性を磨き、豊かな教養と感性を身につけた品格ある人間の育成を目ざす、人間教育を柱とした学校です。
本校は、1881(明治14)年に組織された獨逸学協会を母体として、1883(明治16)年に設立された獨逸学協会学校を前身とする、140年以上の歴史と伝統を誇る男子校です。獨逸学協会は、近代国家としての日本の新しい社会制度を構築していく上で、ドイツに学ぼうと考えた当時の元勲たちが中心となって設立された組織で、近代日本を支えた多くの人材を、法曹界や医学界に輩出してきました。
現在は高校からの募集を一切行わない完全中高一貫校として、6年一貫カリキュラムを構成して教育を行っています。
男子の成長特性も踏まえながら、6年間を2年ごとの3ブロックに分け、①精神的な成長を促しながら学ぶ力の基礎力を育成する第1ブロック、②生徒たちの精神的な成長が著しい時期に合わせ、論理的な思考力の伸長を目指す第2ブロック、③社会への自己のかかわりを自覚しながら将来を見据え、学力の完成を目指す第3ブロック、とブロックごとに教育目標を掲げて生徒たちの成長を図っています。
また、日々の教育に当たっては、Small Stepの積み重ねを重視し、段階的な成功体験を通じて生徒の主体性を育み、6年を通して、生徒たちを「社会の優等生(=勤勉努力して社会に奉仕し、広く文化の創造に寄与する人間)」(第13代校長・天野貞祐)として育てることを目指しています。
また、本校は元々ドイツに学ぶことを目的に作られた学校でしたから、生徒たちにグローバルな感覚を身につけさせることは、今でも大きな教育目標の一つです。
伝統的なドイツとのつながりにおいては、ドイツ政府が推進する「学校-未来を拓くパートナー(PASCH)」の日本で6校しかないパートナー校の1つであり、ドイツ語教育の充実・振興に取り組むとともに、2つのギムナジウムとパートナーシップ協定を結び、相互訪問を含めた交流が毎年行われています。また、毎年、高校の卒業式には、ドイツ大使館から来賓の方がお見えになるなど、他校には見られない様々なつながりと交流の機会があります。
英語圏への研修プログラムも充実しており、中学3年生から様々な海外研修プログラムに参加できるチャンスが用意されています。詳しくは後の「グローバル教育」の項目をご参照ください。
地域・社会とつながる環境教育

加えて本校では、持続可能社会実現に向けた取り組みの一環として、環境教育の取り組みを推進しています。生徒の委員会活動の一つに「緑のネットワーク委員会」を置き、そのメンバーを中心に、座学にとどまらない実践的な取り組みを様々行っています。
1.ホタルが生息するビオトープ
本校の校舎の脇には、「失われた武蔵野の自然を人の手でいかに回復することができるか」というテーマに基づいて、生徒と教職員が一緒になって作ったビオトープがあります。そこに今ではホタル(ヘイケボタル)が棲みついていて、毎年5月の終わりくらいになるとホタルが舞い始めます(ホタルは6月下旬くらいまで見られます)。獨協生にとってビオトープは環境教育の象徴的な場所です。
2.屋上菜園
屋上スペースでは、自然環境に関するさまざまなチャレンジを行っています。その一つが「屋上菜園」。プランターを使って少ない土と肥料で作物を作ることにチャレンジしています。生徒たちはここで珍しい品種の作物の栽培にもチャレンジしていて、そこで得られたデータを分析して学会で発表を行うなど、探究的な活動の場ともなっています。また、栽培した作物については、近隣の小学生に「収穫体験」してもらったり、近所の住民の方たちにおすそ分けしたり、地域とつながる活動の場でもあります。
3.地域・世界とつながる
「緑のネットワーク委員会」のメンバーたちは、文京区内の小学校や社会福祉施設と協力しながら、屋上菜園での「収穫体験」や小学校に出向いて行う「出前授業」などを通して、自分たちが学んだことを地域に広げる活動にも取り組んでいます。また、ドイツにある二つのパートナー校とは、環境に関する協働学習にも取り組み、交流を重ねてきています。
4.イエローストーンサイエンスツアー
世界最初の国立公園で、世界自然遺産でもあるアメリカのイエローストーンに中学3年~高校2年生の希望者が出掛け、サイエンスキャンプを体験します。間欠泉の熱湯で棲息するバクテリア、豊かな自然に群れをなす動物との出会いなど日本では体験できないプログラムです。恐竜の化石を研究するロッキー博物館の研究所も見学します。
募集要項
勤務先名 | 獨協中学校・獨協高等学校 |
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職種/教科 | 非常勤講師/社会・地歴公民 |
仕事内容 | 中学・高校の社会科・地歴公民科・非常勤講師として、教科指導と定期考査に関わる業務を中心に、その他校務をお任せいたします。 【仕事例】 担当教科の授業とそれに関わる準備 テスト作成、採点 成績評価 補習、講習 など |
雇用形態 | 契約社員,パート |
勤務地 | 東京都文京区関口3-8-1 |
交通 | 有楽町線「護国寺」駅より徒歩8分 副都心線「雑司が谷」駅より徒歩16分 JR山手線「目白」駅、副都心線「雑司が谷」駅から都営バス「ホテル椿山荘東京前」下車徒歩1分 |
最寄り駅 | 有楽町線「護国寺」駅 副都心線「雑司が谷」駅 JR山手線「目白」駅 |
給与 | 時間単価 3,100円~ |
給与備考 | 既卒者は前歴を勘案して時間単価を決定する。 ・時間単価 3,100円~(22歳の例) ・月手当保障(時間単価×担当時間数×4週) ・賞与 年2回計1.3ヶ月 |
勤務時間 | 時間割によって異なる 合計週8~10時間程度、週3~4日出勤 ■授業開始時間 (50分授業) 1時限 8:40~ 2時限 9:40~ 3時限 10:45~ 4時限 11:45~ 5時限 13:15~ 6時限 14:15~ |
勤務期間 | 2025年4月1日~2026年3月31日 ※更新(回数の定めなし)の可能性あり |
着任時期 | 2025年4月1日 |
待遇/福利厚生 | ・交通費 原則実費支給 ・労災保険 ・私学共済(健康保険、厚生年金)は条件を満たした場合に加入可 ・定年 65歳 |
受動喫煙防止措置 | 敷地内禁煙 |
研修/キャリアアップ支援 | ・同一学年・同一教科担当の専任教員と連絡を密に取りながら、通年で授業を進めていきます。 |
休日/休暇 | 【休日】 日曜日、国民の祝日、年末年始、その他学校が定める日 【休暇】 有給休暇制度(日数は週の勤務日による) 産前産後休暇、慶弔休暇 ※その他、育児休業、介護休業制度あり |
応募方法/資格/書類 | 【応募資格】 1、①大学学部卒業者または2025年3月卒業見込みの者 ②大学院修了者または2025年3月修了見込みの者 2、中学校社会科および高等学校地歴・公民科の教員免許状を有する者、または2025年3月までに取得見込みの者。 3、中学社会および高等学校地歴・公民の授業を担当できる者。 4、中学・高等学校の教員として働くことに意欲のある者。 5、合計週8~10時間程度、週3~4日出勤できる者 【応募方法】 応募フォームよりエントリー後、必要書類を郵送にてご提出ください。 【提出書類】 1、履歴書 1通 ※本校指定のもの。本校HPよりダウンロードし、手書きで記入のこと。 ※サイズは、A4縦2枚またはA3横にすること。 ※日中受け取れる電話連絡先とメールアドレスを必ず記入のこと。 2、最終学歴校の卒業または卒業見込証明書 1通 3、成績証明書 1通 ※大学院修了者は学部の成績証明書も提出のこと 4、教員免許状(中学・高校)の写しまたは取得見込証明書 1通 ※提出された書類は採用選考にのみ使用し個人情報保護には万全を期します。なお、選考終了後は、返却せず適切に処理いたしますのでご了承ください。 【提出先】 〒112-0014 東京都文京区関口3-8-1 獨協中学・高等学校 教頭 松本麻里子 ※封筒表面に「社会科非常勤講師応募書類在中」と朱記のこと。 【選考方法】 1、書類選考 2、面接 随時実施(詳細は、書類選考合格者にメールで通知します) |
活かせるスキル/経験 | 教員、塾講師、家庭教師 |
応募締切日 | 2025年2月21日(金)必着(採用が決まり次第、締め切ります) |
面接地 | 本校 |
採用説明会 | なし |
未来の同僚からのメッセージ | 獨協中学・高等学校の社会科では、中高一貫教育の中で「社会の優等生」を育てるための教科教育を実践しています。獨協で働いて5年目の私は、今、同じ教科の中で教員同士で協力し合える体制があることに加えて、独自の実践を試すことができる自由さが、本校の魅力であると感じています。教科教育を実践していく仲間を、社会科一同、お待ちしております! |
募集人数 | 若干名 |
管理用 | 管理No【snon-62】 |
更新日 | (この求人情報は更新から35日経過しています) |
企業情報
学校法人名 | 学校法人獨協学園 |
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本社所在地 | 東京都文京区関口3-8-1 |
電話番号 | 03-3943-3651 |
ホームページ | https://www.dokkyo.ed.jp/ |
設立 | 1883年 |
校種 | 私立中学校・高等学校 |
建学の精神 | 「心構えは正しく、身体は健康、知性に照らされた善意志とゆたかな情操とを持つ、上品な人間の育成を目ざす。これがためには、すべての生徒にそれぞれ人間としての自信と矜持を抱かしめ、各自の天分を開発し、その長所を培養する。(中略)教育愛こそ本学園の情熱であり、人間教育こそ本学園の精神である」(天野貞祐 著「教育五十年」) |
教育方針 | 初代校長・西周が示した「百学連環」(学生を学ばせるにあたっては、様々な学びの連なりの中において学ばせることが重要である)という教えを原点に、6年間を通して様々なことを幅広く学ぶことで、理性を磨き、豊かな教養と感性を身につけた「社会の優等生」(=勤勉努力して社会に奉仕し、広く文化の創造に寄与する人間)を育てます。 |
校長名 | 上田善彦 |
学校種別 | 男子校 |
進学実績 | 2024年実績 【国公立大学】 鹿児島、京都、千葉、筑波、東京外国語大学、東京芸術、長崎、名古屋工業、山形、山梨、大阪公立、神戸外大、水産大学校、防衛医科大学校、防衛大学校 【難関私大】 早稲田、慶應義塾、上智、東京理科 【医学部医学科】 獨協医科、山梨、愛知医科、岩手医科、金沢医科、北里、国際医療福祉、聖マリアンナ医科、帝京、東京慈恵会、東北医科薬科、日本、防衛医科 【GMARCH】 学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政 【私立大学】 日本、東洋、駒澤、専修、成蹊、成城、武蔵、明治学院、獨協、芝浦工業、東京農業、東京電機、東京都市、東京薬科 【歯学部】 神奈川歯科、鶴見、昭和、東京歯科、日本、日本大学、松戸、日本歯科、明海 【薬学部】 北里、慶應義塾、国際医療福祉、順天堂大学、城西、昭和薬科、帝京、帝京平成、東京薬科、東京理科、東邦、日本、日本薬科、星薬科、武蔵野、明治薬科、横浜薬科 |
「私学のお仕事ジャーナル」記事 | https://shigaku-oshigoto-navi.net/journal/uniquetch-2/ |
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