自由の森学園中学校・高等学校
私たちは、次の時代の自由の森学園を共につくってくれる仲間を求めています。
自由の森学園が出来上がることはありません。私たちは学問や芸術と出会い、対話し、人間がより人間らしく成長する営みを助ける場として、常に「学校をつくり続ける」という思いを大切にしています。そして、常に自由の森学園の教育を共につくってくれる仲間との出会いを楽しみにしています。
◆教育研究、研修
2017年より、東京大学大学院教育学研究科(東京・文京区)と「教育・研究交流連携事業に関する協定」を締結し、インターンシップなどを通した教育活動の研究、実践の機会など、幅広い提携活動を行なっています。
また、独⾃の「初任者研修制度」があり、1年目の教職員については、担当授業数を減らして、週1回(90分)の初任者研修に参加してもらいます。
学園の理念や沿革、教育実践の方針、学園を構成する各部署からの情報(寮、食堂、事務、図書、保健室)などについて学んだり、実際の授業の見学を通して、レポートをもとに議論を行います。
教員未経験者やブランクのある方も安心して働いていただけるかと思います。
◆働き方改革
現在「働き方改革」の一環で、労働時間、勤務日と休暇、手当など基本的なルールの改定作業を行っています。
教職員がより働きやすい環境になるよう、努めています。
ぜひ、自由の森の明るい未来の担い手の一人として、力を貸していただけることを願っています。
私たちの教育が大切にするもの
【一人ひとりの「個」を大切にする教育】
かけがえのない個の人間として、それぞれ異質で多様な可能性を潜ませていながら、いまの画一的な教育の中で萎えてしまっている若者たちの秀でた資質をひきだし、想像力を解放し、心の自由を育てる。そうした教育をつくりだすことを決意した。(設立趣意書より抜粋)
【⽣徒と「つくる」授業】
一人ひとりが、その場で今「どう考えるのか」「何を感じたのか」を大切に。
正解への近道に囚われず、その道のりの中にあるさまざまな可能性を見つめながら、人と人として教師と生徒が授業という「場」をつくることを大切にしています。
【ESD教育に⼒を⼊れています】
※ESD=Education for Sustainable Development
2017年より、ESD(持続可能な開発のための教育)の推進拠点校となる教育機関のネットワーク、「ユネスコスクール」に加盟し、さまざまな教科で網羅的にESD教育を進めています。
【教科】
自由の森の社会科では「よりよく」を実現するヒントを見つけるために、議論の時間をたくさん用意しています。人前での発言が苦手な生徒は議論をふまえてレポートや評価表に意見をつづってもらいます。世の中の困難にひとりで立ち向かうのではなく、知識を共有したみんなで考え、意見を深めていく。この経験は、生徒たちにとってこれからのひとつの道標になるはずです。
募集要項
勤務先名 | 自由の森学園中学校・高等学校 |
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職種/教科 | 非常勤講師/社会科 |
仕事内容 | 中学・高校の非常勤講師(社会科)としてご活躍いただきます。 中学校・高等学校「地理歴史・公民」の免許が必要です。 勤務状況等によりますが、専任教諭・常勤講師登用の機会がございます。 【仕事内容】 ・担当教科の授業とそれに関わる準備 など |
雇用形態 | 契約社員 |
勤務地 | 埼玉県飯能市小岩井 613 番地 |
交通 | 西武池袋線「飯能駅」より、バスで約15分「飯能第二小学校」下車徒歩15分 |
最寄り駅 | 西武池袋線「飯能駅」 |
給与 | 1コマ 3,100~3,700円 |
給与備考 | ・勤務日 週2日~(勤務日数、授業時数に関しては、応相談) ・授業時間 8~12時間 ・1コマ 45分 【給与例】 月給99,200円=3,100円(1コマ)×週8コマ×4週 月給117,600円=3,700円(1コマ)×週12コマ×4週 ※経験等により1コマあたりの給与額は変動します。 【手当】 家族手当、扶養手当、住宅手当、通勤手当、役職手当、時間外労働手当など 【昇給】 年1回 |
勤務時間 | 年間変形労働時間制 月~土 8:00~18:00 ※上記時間内の担当授業時間 ※1コマ45分 ※週の授業時間は8~12時間程度です 授業は、45分授業を2コマ組み合わせた90分授業を基本とします。 ※学年や教科によっては分割した45分授業があります。 ※中学は「森の時間(総合的な学習の時間)」2コマを含みます。 |
勤務期間 | 2025年4月1日~2026年3月31日 |
着任時期 | 2025年4月1日 |
待遇/福利厚生 | 社会保険(厚生年金、健康保険、労災保険、雇用保険)加入 ※勤務時間等による |
受動喫煙防止措置 | 敷地内禁煙 |
研修/キャリアアップ支援 | 初任者研修制度のほか、教育活動の研究、実践の機会などがあります。 |
休日/休暇 | 週休二日制 日曜・祝日 年間変形労働時間制により定められた休日 ※行事などが休日にある場合は、代休があります。 ※その他、学校説明会等で休日出勤となった場合は休日出勤手当が支給されます。 有給休暇:年間20日(最大40日まで繰り越し可) 夏季休暇 年末年始休暇 産前産後休暇 育児休暇 介護休暇 |
応募方法/資格/書類 | 【応募資格】 (1)中学校・高等学校の「地理歴史・公民」免許を有すること。 (2)本学園の教育を理解していること。 【応募書類】 (1) 履歴書(自筆) (2) 教諭免許状の写し、または取得見込み証明書 (3) 論文 課題「自由の森学園中学校・高等学校で、あなたが社会科教育で実践したいこと」2000字程度。インクペンまたはボールペン(鉛筆不可)。パソコン可。 (4) 採用結果通知用の封筒 宛名を自筆し110円切手を貼ったもの 宛先: 〒357-8550 埼玉県飯能市小岩井613 自由の森学園事務局 非常勤講師募集係 ※封筒に「社会科非常勤講師応募」と朱で記す事 【選考方法】 1次選考 論文審査 締め切り :2024年11月22日(金)郵送必着 2次選考 面接(1次選考合格者対象): 2024年12月5日(木)16時 |
活かせるスキル/経験 | 教員、塾講師、家庭教師 |
応募締切日 | 論文審査 締め切り: 2024年11月22日(金) |
面接地 | 本校 |
採用説明会 | 随時、職場見学を受け付けております。 詳細はお問い合わせください。 |
未来の同僚からのメッセージ | 自由の森学園の教職員集団はフラットで、横並びの関係です。 実践の多様性を認め合いながら、それぞれが試行錯誤する、挑戦する「自由」が保障されています。日々「どんな授業を、学びを実現させたいのか」「どんな育ちをしてほしいのか」という願いや思いを語り合い、高め合う関係性があります。 私たちは、この相互尊重と互恵の関係性をさらにゆたかにしていきたいと考えています。 自由の森学園で、ともに教師として生きましょう。 |
募集人数 | 1名 |
管理用 | 管理No【snon-47】 |
更新日 | (この求人情報は更新から4日経過しています) |
企業情報
学校法人名 | 学校法人自由の森学園 |
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本社所在地 | 埼玉県飯能市小岩井 613 番地 |
電話番号 | 042-972-3131 |
ホームページ | https://www.jiyunomori.ac.jp/ |
設立 | 1985年 |
校種 | 私立中学校・高等学校 |
建学の精神 | 【教育理念】 人間の自立と自由への教育を追求する深い知性・高い表現・等身大の体験の重視 【創立の理念】 自由の森学園中学校・高等学校は1985年、明星学園小中学校の校長であった遠藤豊らを中心に、点数序列主義に迎合しない新しい教育をめざして設立されました。その理念の支柱となったのが、数学者遠山啓の教育論です。彼は、一人ひとりの違う個性をもつ子どもを伸ばしていく教育をすすめるうえで、広く学校教育に浸透している競争原理は妨げになると考えました。 自分自身の意志や感性とは別のモノサシを押しつけられ、テストのための勉強が学びだと思わされる子どもたちは、学ぶ喜びから遠ざけられ、学びと成長のエネルギーを発揮することができません。これに対して自由の森学園は、競争原理をテコとせずに、本来の学びを授業をとおして実現しようと考えた新しい学校なのです。 |
教育方針 | 新しい学びの構造『作品をつくりあげる』 ここまでに提唱した理念を実現するために、自由の森学園は3つの教育活動の転換を行いました。1つ目が授業とカリキュラムの改革です。意味連関の薄いたくさんの知識を覚えこませる授業から、幹となる本質的なテーマを深く学びとる授業への転換です。同時に、一方的な伝達授業を改め、教師との対話、生徒同士の対話を重視することで硬直した学習観を変える授業を構築しました。また、芸術と表現の教育を重視し、豊かな感性と高い表現を育てることをカリキュラムにおいて大事にしています。 2つ目は、評価方法の転換です。自由の森学園の評価とは、点数で序列化せず、一人ひとりの生徒に対して、授業を担当する教師が文章で記述する方法をとります。本来評価とは、その生徒の到達点を明らかにして、乗りこえていくべき課題を指し示すことだと考えます。日本の教育の長い歴史のなかで当然のこととされてきた順位や偏差値こそ「評価」という考え方は選別的な役割はあっても、生徒を育てるものではないのです。すべての生徒にとって大切な「通知表」が、数字ではなく文章で記されること、これが生徒一人ひとりを一人の人間として育てるという自由の森学園の教育思想をあらわしているのです。 3つ目は、「作品主義」という考え方です。生徒たちはテストで点数をとるために学ぶのではなく、授業での学びを土台にしてレポートや作品を作成することを目標にします。与えられた問題を解くという受け身のテストから、自分自身の理解や問題意識を自分の文脈に沿ってまとめていく創造的・探究的な学習方法をとっています。これらの教育をとおして、自分自身の人生を切りひらいていく意志と力、他者とともに生きていく意志と力を培っていくのです。 |
校長名 | 菅香保(中学校 )、菅間正道(高等学校) |
学校種別 | 共学校 |
「私学のお仕事ジャーナル」記事 | https://shigaku-oshigoto-navi.net/journal/uniquetch-6/ |